2007年12月08日

『伏竜伝―始皇帝の封印』 UP

瀬川由利の『伏竜伝―始皇帝の封印』読書メモをアップしました。

たいへん古い作品ですが、色々な面から中国物としては気に入っている作品でございます。
久々に読み返してみたので、文章リハビリもかねて書いてみました。

再読したキッカケとしては、アニメ化され話題となった「精霊の守り人」の主人公格が三十路の女用心棒であったり、シリーズ開始より楽しんでいる麻木未穂の黄金の魔女が棲む森シリーズも三十路女の厚顔不遜(傲岸までは行かない)っぷりが満載だったり。年増ヒロインに優しい時代になったもんだなやと感じ入り、他にもなんかあったかなと記憶を探った故です。
まあ、『伏竜伝』は出版社が出版社なので、登場人物の年齢設定が高いのは必定なんですけど、それにしては意外なヒロインですよね。

再春館製薬に無料サンプルを断られない私としても、三十路が主役をはるライトノベル・ジュブナイルはなんとなく落ち着くところがあります。

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2007年11月26日

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  「有坂正三の壺中天」

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『『半七捕物帳』と中国ミステリー』そして『包青天奇案―中国版・大岡越前の物語』の著者であり、来月には『狄仁傑の不思議な事件簿―簡約版・「狄公案」』を出版される有坂正三さんのブログです。

ロバート・ファン・ヒューリックの「ディー判事シリーズ」の読者でもあって、含蓄のある書評を楽しみに拝見していました。
ミステリファンかつ中国迷でもいらっしゃる視点は、たいへん興味深いものがあります。
「ディー判事シリーズ」ファンの方は、拙サイトよりもこちらに御参拝される方が何倍も実があると思います。

ちなみに、「狄仁傑の不思議な事件簿」はロバート・ファン・ヒューリックが英訳した"Dee Goong An"(もしくは"Celebrated Cases of Judge Dee")の原籍である、『狄公案』の抄訳だということです。
ヒューリックが『狄公案』に取材をして「ディー判事シリーズ」を書いたことは皆様ご存じの通りです。


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2007年06月21日

「皇帝の柩」UP

ロバート・ヴァン・グーリック著、山本俊子翻訳の「皇帝の柩」読書メモをアップしました。

最近の早川版しか読まれていない方は不審に感じられるかもしれませんが、ロバート・ヴァン・グーリックすなわち"Robert Hans van Gulik"の作品です。オランダ人である彼の氏名は、日本語カナ表記で揺れのある歴史を歩み、ヒューリック、フーリック、グーリック等と記されてきたのです。
この雑誌掲載作品「皇帝の柩」は、「ロバート・ヴァン・グーリック」作として当時発表されました。

大室幹雄・松平いを子らによる初期構想五作翻訳(三省堂)よりも前に、邦訳紹介されたというちょっと珍品感のある作品。ディー判事シリーズ全十六冊中の短編集"Judge Dee at Work"に納められた"The Coffins of the Emperor"の訳です。
今回、さる筋から都合していただきまして読むことができました。

なお、"Judge Dee at Work"は早川書房刊・和爾桃子翻訳により『五色の雲』として出版済みです。こちらでの"The Coffins of the Emperor"翻訳タイトルは「西沙の柩」。

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2007年06月01日

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  「巷にひとり在り」

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「女媧JOKER」「曹操孟徳正伝」などの作者である大西巷一さんのブログです。
現在連載中の「おてんば珠姫さま!」を中心にお仕事情報や創作論、歴史の話題などをされています。

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2007年05月22日

「蒙武と楚子」UP

原泰久の「蒙武と楚子」読書メモをアップしました。

先頃、週刊ヤングジャンプで連載中の「キングダム」もコミックス五巻が発売されました。
コミックスjに過去の読み切りが収録されないかと念じてやまないのですが、今回もそういうことは特になく。
まー、しゃーねーですなあ。

というわけで、ひょっとすると小芙蓉城をみてくれているよい子のお友達の中には、「はらさんの『蒙武と楚子』ってどんなお話なんだろう?」と気になる人もいるかもしれないので、参考になるかは判らないけれど書き付けておきました。
楚子……、つーか昌平君についての史実妄想語りが後半に長くなっちゃってますのが申し訳ないです。


ちなみに、「李牧」んときに紹介した中国サイトでは「蒙武と楚子」も紹介されてました。
表紙みれるよ。

http://yule.sohu.com/20041206/n223353517.shtml

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2007年05月16日

移転完了

先週末ごろから行っていたサーバー替えの作業おわりました。
当初、さくらのプロを予定していたんですが、始動して間もないため利用者による使用感もあまりネットになく、実際いろいろあった不都合が解決できなかったようです(大家さん)。
店子である小芙蓉城的にも、Movable Typeの運用でちょっと引っ掛かりました。たぶんデータベースに関わるトコなんだと思う。


週明け、サポートからの返事も芳しくないので別の所へ乗り換え。
マイナーなとこですが、スムーズに一通りの作業が終了しましたので、たぶんこのまま本契約となりますことでしょう。
ちなみに、今度は国内サーバーです。
国内鯖はFTPが早くていいですね!

2007年05月10日

「燈台鬼」 UP

南條範夫の「燈台鬼」読書メモをアップしました。
メモ本文中では当該作品を書籍名にすえた短編集を紹介しましたので、こちらでは非公式直木賞サイト「直木賞のすべて」から生まれたアンソロジーをご紹介しておきます。
もちろん、「燈台鬼」収録されています。


近年、山田風太郎の人気沸騰を嚆矢としてか「伝奇」ブームがふつふつと湧き上がっているようです。まあ、伝奇物って日本人好みというか、ゆえに作り上げられた嗜好そのものという面があるので、そんなブームは繰り返して当然だと思うのですけどね。
南條さんの作品も伝奇的な要素を多く含んでいて、「シグルイ」の原作(原案?)者として少し注目されてきているのかなあと思ったりしました。
そんな南條さんの初期作品かつ直木賞受賞の作品が中国物……というか、遣唐使ものでありました。

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2007年05月06日

四周年ぽいので模様替え

この五月でなんとなく小芙蓉城も五年目らしいので、ブログ部分だけテンプレートでデザイン変更いたしました。
なんかもー最近、家族ぐらいしかマトモにみてないんじゃとひねこぶたれた手前勝手な管理人は、自分に見えてればもういいやという感覚で、スタイルシートや画像がぐだぐだになっていても投げやりです。ごめんなさい。文句はいつでも受け付けています。受け付けたからと言って改善するか否かは、そこにある何かのチカラ次第ではありますが……うわあ、石投げないで。
また、ぼちぼちのんべんだらりとやっていく予定なので、宜しゅう願います。


ついでに、ブログパーツやらなんやを新しく付けたり、配置換えしたりしました。が、基本的には変化無いです。

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2007年04月24日

サーバー停止終了のお知らせ

昨夕から今日の午前中にかけて、小芙蓉城の置いてあるサーバーが停止してしまっていたようです。
現在は復旧していますが、たぶん半日以上はみれない状態でしたね。


閲覧して下さっている方は訝しく思われたことでしょう。
失礼をいたしました。
……といっても、サーバー会社がスパムのあまりのひどさに独自の判断で止めていたようです。
こちらにも特に連絡無しでしたので、一部のメールアドレスも使えず、困ったものです。連絡ぐらいくれるといいのですが。
大家主さんがその対応におかんむりで、またその内引っ越ししたりするかもしれんですねえ。
まあ、しばらくはこのままでしょう。お騒がせ致しました。


便乗して、こちらも迷惑スパムでとんでもない状態に陥っていたBBSを撤去しました。
パソコン通信のニフティ世代としては、掲示板でツリーが育つスタイルは忘れがたいものがあるのですが、今の世情はブログのコメントで十分なのかと思います。
つーか、うちのBBS季節柄の挨拶ぐらいにしか役に立ってなかったし!
だもんで、再設置は未定。なんぞありましたら、メールください。何もなくても歓迎。

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2007年04月08日

「御存知三国英雄伝外 ──疾邑──」UP

いけだたかしさんの「御存知三国英雄伝外 ──疾邑──」読書メモをアップしました。


3/1売りのビッグコミックオリジナル増刊(2007年4月1日号)「時代歴史コミック ビッグコミックONE」に掲載されました。
「御存知三国英雄伝外」はいけだたかしさんがビッグコミック系増刊等で書き継いできた、三国志短編のシリーズです。今回の「疾邑」は、ほぼ一年前に発表された「無辜」の後を継ぐ連作続編になっています。
ひと月以上経ってしまって既に店頭にはないと思いますが、まだネットで購入できるようですよ。


ちなみに、「無辜」が掲載されたビッグコミックオリジナル増刊(2006年4月15日号)「時代歴史コミック ビッグコミックONE」もまだバックナンバーが購入できるようですので、買い忘れた方はぜひ。

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2007年03月20日

『真珠の首飾り』UP

ロバート ファン・ヒューリック
価格
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
ロバート・ファン・ヒューリック著、和爾桃子翻訳の『真珠の首飾り』の読書メモをアップしました。


ずーっと翻訳されなかった「ディー判事」シリーズが、早川書房で刊行されることになったという記念的な第一作ですね。和爾さんの文章も、私はこれが最初で「鳥姫伝」より先でした。

纏めておきたかったのになんだかずーっと書くことが出来ませんでした。翻訳ものに慣れていない未熟さ故ですね。
当時読んでいた『中国黄金殺人事件』(大室幹雄訳)や『四季屏風殺人事件』(松平いを子訳)とのギャップが微妙に整理できておらず、それが訳者のせいなのか原著の刊行時期の違いなのかヒューリック氏の意図なのか、悩みました。
今では、さすがにそのモヤモヤも解消されてきたかな。事典を作って人名の整理が進んできたのも、その解消の理由として大きい。
各訳者さんの個性もわかったような気がします。


『真珠の首飾り』はあれですね、色んな意味で「若い」作品ではないでしょうか。判事も若かった。訳も勢いがある感じがするのですよ。

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2006年12月18日

ディー判事シリーズ事典公開

いつの頃からともなく、なんとなくスクリプトを設置してちまちまデータをメモ的に入力していた「ディー判事シリーズ事典」を、この度思い切って公開しました。こっそりと何処かに入り口をリンクしました。一応トップのページからは最短2クリックで行けます。
当初、入力項目が100を越えたら公開しようとしていたのですが、思うところあって延び延びになっていました。

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2006年11月15日

Linksに1件UP
  「D5R」

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早稲田出版から出ている古龍原作「陸小鳳シリーズ」の装丁・口絵イラストを手がける伊藤サトシさんのサイトです。

「三国志大戦」でカードイラストを担当された以外は格別〝中華描きさん〟という訳ではないようなのですが、絵柄とポージングが素敵なのでリンクりんく。
ついでに概刊の「陸小鳳シリーズ」三冊、「金鵬王朝」「繍花大盗」「決戦前後」もはっときます!



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2006年09月05日

「李牧」UP

原泰久描く「李牧」の読書メモをアップしました。

ヤングジャンプでの「キングダム」連載中&コミックス2巻も発売となった原さんです。
その連載前にぽつぽつ雑誌掲載があった短編のひとつが「李牧」でございます。

こちら、「キングダム」も含めて国内での人気はどうかしらと思いつつ、中国では意外と話題になったのかな? さすが、国外でも大人気のジャンプ系というところでしょうか。

http://yule.sohu.com/2004/04/05/37/article219743762.shtml

李牧のビジュアルが孫策(@無双)ぽくて、なかなかインパクトでしたよ。ア・ゴ・ヒ・ゲ。
それから、某所で不安視されていた女の子キャラも登場します。

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2006年08月22日

「隠形」UP

新潮社
価格
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
井上祐美子さんの「隠形」の読書メモをアップしました。
こちらは短編作品で、新潮社刊行の時代劇アンソロジー『市井図絵』の一編として収録されているのを読むことが出来ます。
ちなみに当然のことながら、他の収録作品は日本の江戸時代を中心とした作品ばかりなのでご注意。なかなかの執筆陣なのでお奨めしないわけではございませんが、今回は触れる予定はございません。


「隠形」は、如何にも中華ファンタジーという作品を書いていた井上祐美子が、次第に歴史小説へと移行する過程を窺える時期の作品です。個人的にはこの頃の作品、結構好きです。悩みつつ書いているような気配が多くて地味な印象ですが、単純でなくて宜しい。

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2006年08月14日

ブログバージョンアップと旧ログの抹消

Movable Type 3.31を導入いたしました。
だらだらと3.171を使い続け3.2xを飛ばしたので、予想以上に多機能でなんとなく浦島太郎状態です。
他CMSと比べて「なんでこれがないの?」って最たるプラグイン機能も公式化して、導入し易くなりました。しかし、その高機能に私がついて行けてません。まあ、その内慣れるとは思われますが。

そうした事から鑑みてシステムも大きな改変がある印象で、色々と移行に手違いがあり更新遅れました。
その最たるものは、以前の記事の読み込み失敗です。ですので、新しいブログは今月分の記事から新たに始めることにしました。
とはいえ、むばぶる等静的なCMSの良いところはhtmlファイルなどの形で書き出ししてくれるので、そっちは保管しておきました。現状では月別アーカイブと旧更新履歴(その2)のみトップからリンクしておきました。但し、現時点でスタイルシートがものすごいことになっていますので、すごく見づらいです。
カテゴリ別のアーカイブも残してはあります。こちらの方がコンテンツとしての利用度は高いのかしら?と思わないでもないですが、そもそも当サイト自体の利用度がどうなん?という所ですので放置の方針です。(中華関連新刊情報のログは冰児自身の利用度高いんですけど、世間様はどうかいな)

旧ブログで構築した記事、ブログ以外のコンテンツとでサイト全般のデザインに統一性が無くなってきました。お見苦しい点は多かりしと思いますが、ちょっと手入れが難しい最近なのでお察しください。

2006年08月07日

ブログバージョンアップに関するお知らせ

なかなか更新ができない状態が続いていけません。
強制的に心機一転を計る意味も込めて、暫くサボっていたMovable Typeのバージョンアップを行います。
実は最近、スパムがどうしようもない程ひどく、それの削除や禁止IPの登録だけでなんだか嫌気がさすという悪循環なのでありました。

本日より2、3日。ブログ部分にて、コメントやトラックバック、記事の検索などプログラムの動的な機能が使えない時間帯が生じると思われますので、ご留意くださいませ。
記事をみるだけなら、なんら問題は無い予定です。