2007年03月27日

「八卦の空」連載二十一(+5)回目 青木朋

今月初旬発売のミステリーボニータ4月号の「八卦の空」です。


さて今回のお話です。これは紀玄龍が朝廷に出仕する前の事。
都では正体不明の方士の与える「五石散」が庶民の諸病を治し、不老長寿の効能もある仙薬として流行する折がありました。その噂を聞いた若き占術家・管公明(十八歳)は、弟と共に上京し、著名な先達・劉少遊を訪れます。劉先生の話では、「五石散」の実物は余り出回っておらず、木炭の粉を本物と称して売るイカサマ商売も発生しているとか……。
実際に市に出てみると、世間に憚る素振りもなく堂々と木炭粉の「五石散」を売る店があるのがびっくり仰天。つい諫めの声を上げる管公明の前に、如何にも無頼な売り子達の後ろから現れた店主の正体が……?

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Blood Ties

メールを書いてて思い出したんだ。


前に紹介した『ブラッド・プライス―血の召喚』なんですが、地元カナダで昨年ドラマ化されたという話を聞いておりました。


主人公の片割れ、吸血鬼のヘンリー・フィッツロイがけっっこう私的萌えを刺激するキャラで、どーんな人が演じるイメージなのかな~と思っていました。
でも、カナダの番組だもんなあ、中華の武侠ものですら好き放題に見られてる状態じゃないのに無理ぽ。

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2007年03月20日

『真珠の首飾り』UP

ロバート ファン・ヒューリック
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ロバート・ファン・ヒューリック著、和爾桃子翻訳の『真珠の首飾り』の読書メモをアップしました。


ずーっと翻訳されなかった「ディー判事」シリーズが、早川書房で刊行されることになったという記念的な第一作ですね。和爾さんの文章も、私はこれが最初で「鳥姫伝」より先でした。

纏めておきたかったのになんだかずーっと書くことが出来ませんでした。翻訳ものに慣れていない未熟さ故ですね。
当時読んでいた『中国黄金殺人事件』(大室幹雄訳)や『四季屏風殺人事件』(松平いを子訳)とのギャップが微妙に整理できておらず、それが訳者のせいなのか原著の刊行時期の違いなのかヒューリック氏の意図なのか、悩みました。
今では、さすがにそのモヤモヤも解消されてきたかな。事典を作って人名の整理が進んできたのも、その解消の理由として大きい。
各訳者さんの個性もわかったような気がします。


『真珠の首飾り』はあれですね、色んな意味で「若い」作品ではないでしょうか。判事も若かった。訳も勢いがある感じがするのですよ。

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2007年03月19日

「しろいくも」 岩岡ヒサエ

岩岡 ヒサエ
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さいきん、岩岡ヒサエが気になってしょうがない。


新しい作家発掘のアンテナが貧弱になっているとか、そもそも表紙買いやタイトル買いをしなくなったので、そうなると試し読みコンテンツを多く置き出した近頃のネット環境は大歓迎です。
各出版社・雑誌でも増えていますが、なんだかんだでYahoo!コミックの利用が多いです。通常は10~21P程度の、ほんとに「ちょっと絵柄と作風を確認するだけ」のボリュームですが、51Pの増量で公開されていると「絵柄やタイトルだけでは買う気にはならない」ものでもその作家の風呂敷の畳み方等々ストーリーや構成部分を確かめたくなることが間々あります。我が事ながら、その欲求の誕生という変化が面白い。

ちなみに「しろいくも」も冒頭五編が読めます。

Yahoo!コミック - しろいくも - 岩岡ヒサエ

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2007年03月17日

「八卦の空」連載二〇(+5)回目 青木朋

気が付いたらもう三月で、しかもとっくに4月号が出ている今頃ですが先月上旬売りのミステリーボニータ掲載「八卦の空」の話です。


今回は、あの孌童少年・陸采美が再登場というお話。
前回登場時の騒動以来、一応アコギで際どい稼業からは足を洗った様子ながら、身の振り方が定まらないアホの子・采美くん。管公明宅に顔を出しては、メシをたかっているとかいないとか。
その日は折悪しく……療養中の管ちゃんの薬剤買い出しで朱姫ちゃんは居ない。代わりに、若い男なぞには容赦のない紀玄龍が看病中で鉢合わせ。
その説教なんぞは気にもしません采美ですが、厚かましくタダ飯をいただくその袖に縋り付くご来客。占術家・管公明を頼る者の使いであります。采美を弟子に間違えつつ、泣きすがり打ち明ける所に拠れば、屋敷のお嬢様が夭死した上に夜な夜な母親の元へ化けて出るといいます。
采美はもちろん手助けする術もありません。しかし、管ちゃんが臥せっている状態では客として取り次がせるわけにはいかない玄龍は、なんと自分が管公明と名乗るに加えて、采美を女弟子に仕立てて依頼を受けるという始末。さてどうなりますことやら?

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