2006年11月15日
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2006年11月11日
伊府炸麺
ちょっと前からアマゾンにヘルス & ビューティーのストアが出来ました。
\1500以上へのまとめ買い選択肢が増えて、まあいい傾向。まだ利用する機会はないですが、生活の木の商品が結構はいっているので、使えるかなーと思っています。後、トレビーノのフィルタが安いのです!
そんなのを色々見ていて、気になったのがこの一品。
この伊府炸麺も初めて見た。
炸麺ていわゆる堅焼きそば、というか揚げてパリパリな麺にあんかけをかけた料理ですよね。
それに伊府を付けてるのってナンダヨって思った。
伊府麺といえば、我が愛すべき石毛直道先生がよく取り上げる、広東省の揚げ麺だす。「アジア麺の道を行く ~宍戸開のふれあい食紀行~」でも紹介されてました。
麺を一度揚げて保存し食べる前に短時間ゆで戻して食べるので、インスタントラーメンとの比較によく取り上げられます。が、保存と即席の目的以前に、卵のみで粉をねって麺にしたかったという性格があるようです。これ、蒸し調理や湯(スープ)をやたらと料理に用いる、生水が使いにくい中国料理環境の特徴を示す好例のひとつだと思ってます。
麺ロードを行く 広州
日清食品のサイトに「麺ロードを行く」(→スポーツ・食文化活動→食文化アカデミー→麺ロードを行く)という石毛先生が関わったプロジェクトがコンテンツとしてあります。「アジア麺の道を行く ~宍戸開のふれあい食紀行~」のときも紹介したけど、もう一回。
全部読んで面白く、ある意味この活動が元ネタ的なので『麺の文化史』より深い面もありオススメです。その広州のところで伊府麺の具体的な調理法が紹介されています。取材メモも必読!
それを読んで頂いたとして進めると、伊府麺はゆでたり蒸して戻してから食べるのが普通で、そのままのボリボリにあんかけをかけて食べるってことはしないような印象。
実際、伊府炸麺で中文検索しても引っ掛からないです。
ユウキ食品の造語的使用なのかな~と思いましたが、横浜中華街の永楽製麺所にも伊府炸麺がありました。
永楽製麺所では、揚げた麺にあんかけをかける麺料理として、麺の太さで三種類の焼きそばがあるらしい。太いのが「バリバリ麺」で細いのが「皿うどん」。中ぐらいのが「伊府炸麺」なのかなあ?
でも、わざわざ伊府を付けても日本人の大多数の人は、広東のあの伊府麺はイメージできないよな……
在日中国人の方へのアピールなのでしょうか??
アマゾンでは品切れだけど、本家ユウキ食品のオンラインショッピングで購入できるみたいなので、機会があれば食べてみたい~♪
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2006年11月10日
2006年11月の新刊情報
1日 毛利志生子 『風の王国 臥虎の森』(コバルト文庫・集英社)
1日 浅田次郎 『中原の虹2』(講談社)
1日 守屋洋 『中国皇帝列伝 歴史を創った名君・暴君たち』(PHP文庫・PHP研究所)
4日 李志清 『孫子兵法4 兵聖対武神』(MF文庫コミック版・メディアファクトリー)
8日 高島俊男 『水滸伝と日本人』(ちくま文庫・筑摩書房)
9日 森福都 『琥珀枕』(光文社文庫・光文社)
10日 ロバート・ファン・ヒューリック/和爾桃子訳 『北雪の釘』(HPM・早川書店)
10日 森田悌 『中国古代書簡集』(講談社・講談社学術文庫)
10日 藤堂明保 『漢字の起源』(講談社・講談社学術文庫)
10日 『中国の思想』刊行委員会・市川宏ほか 『十八史略2 権力の構図』(徳間文庫・徳間書店)
10日 王欣太・李學仁 『蒼天航路17』(講談社・講談社漫画文庫)
13日 古龍・岡崎由美(監)・土屋文子(訳) 『陸小鳳伝奇3 決戦前後』(早稲田出版)

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15日 松本浩一 『中国人の宗教・道教とは何か』(PHP新書・PHP研究所)
16日 瀧口琳々 『北宋風雲伝13』(プリンセスコミックス・秋田書店)
17日 原泰久 『キングダム3』(ヤングジャンプコミックス・集英社)
17日 北方謙三 『水滸伝2』(集英社文庫・集英社)
22日 仁木英之 『僕僕先生』(新潮社)
24日 諏訪緑 『諸葛孔明 時の地平線13』(PFビッグコミックス・小学館)
25日 佐野誠子 『捜神記・幽明録・異苑他 六朝I』(明治書院)
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2006年11月06日
風流絵草紙【ミュージカル・プレイ】 「金瓶梅」
先日取り上げました「金瓶梅」。
ひとまず駒田先生の「私本・金瓶梅」と日下翠「金瓶梅―天下第一の奇書」の読了で相当に満足しています。
「私本・金瓶梅」は『好色の戒め―『肉蒲団』の話』(昭和44年)が駒田先生初(?)の中国艶本紹介ものだとして、それを踏まえて中国艶本抄訳・翻案のかたちで取り上げる一連の初期作品だと思われます。
駒信先生、「私本」を冠したものは「私本・金瓶梅」「私本・肉蒲団」「私本・荒淫王伝」がありますが、これは徳間が文庫化するときにシリーズっぽく付けたものなんですよね。「私本・金瓶梅」は、「駒田信二の金瓶梅」の書名で二見書房より昭和47年に刊行されたものの文庫化です。
そんなわけで、単に「金瓶梅」というだけでなく、駒田ファンとして興味深い「私本・金瓶梅」は予想通りというか予想以上にエロくなくて面白かったです。また、「金瓶梅―天下第一の奇書」がいろいろと示唆する、エロのみでない「金瓶梅」がこれまた興味深い。「肉蒲団」などとは些かに趣が違う。四大奇書のひとつに名が上がるだけのことはあると思いました。というか、他の三冊とは並べるのに毛色が違いすぎるんじゃないかともね。
さて、前置きが長くなりましたが今回の本題は、既に絶版である「私本・金瓶梅」の古本を最適な状態・価格帯で購入するべくの捜索創作過程で見つけた逸品です。
なんと昭和32年に公演された「金瓶梅」の国産ミュージカル・パンフですよ!
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