« メリークリスモス! | メイン | 新伊秀策氏によるイラストのPCゲーム「新史記」 »

2005年12月28日

いよいよ発売! ディー判事最新訳「南海の金鈴」と楽天Bcpn

南国の新任地・広東へと赴いたディー判事と副官たち。だがそこにもまた殺人事件が待ち構えていようとは! 判事の長い知事生活の掉尾を飾った怪事件。神のごとき名探偵ディー判事、最後の名推理

ロバート・ファン・ヒューリック
発売日:2006/01
価格
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
ディー判事シリーズの新訳がいよいよ年明けに刊行です。
こちら『南海の金鈴』は、映画化されると噂の"Murder in Canton"の翻訳となります。その名の通り、シリーズ中では唯一実在の都市「広東」を舞台にしたお話となります。
これの前に訳された『柳園の壺』はシリーズ年代順のラスト2の作品で、あの判事の副官の馬栄が人生の年貢を納めたという印象的なものでありました。そして、この『南海の金鈴』は、遂に判事の事件簿ラストを飾る事件を描いた物となるのです。楽天の方では帯付きの画像が出ていますが、「ディー判事 最後の事件」とあります。また、馬栄の良き相棒である喬泰にとっても何かしら自身の人生に関わる──馬栄のコトブキと相対するような──ことが起きるようなのですが……。ちょっと影の薄い三人目の副官・陶侃にも個人的な事件が待っているようですし、判事の愛剣・雨龍にも最後に相応しい出番が用意されている模様です。はああ、盛りだくさんですね。

ちなみに今回のキレイドコロには、ズームルッドという名のウイグル混血の舞姫や鸞麗(ランリー)という盲目(?)の娘が登場するようです。

毎回オトコども、というか特に馬栄&喬泰がそろって登場したりすると女性の好み談義と担当決めが為される訳でして、『南海の金鈴』では胡姫ズームルッドが喬泰のお相手となる?? いろいろと対比されることが多い馬栄&喬泰。馬栄の行く末がその性と同じく明るい光に満ちたものになったので、対する喬泰はどうなるか?と非常にドキドキであります。

しかし、最後最後と言いつつもヒューリック氏の著述順では"Murder in Canton"よりも後に書かれた作品はありますし、初期五作の構想順から鑑みてもキャラクターのエピローグ・プロローグは後付けのオマケで、本来は事件そのものとそれに対応する、お仕事中の彼らがメインなんですよね。たとえば、教授と対決した後のホームズが帰ってくるか来ないかというファンの欲望が入る余地は、刊行当時からそれほど無かったりするわけでして。
あまりビクビクしないで、ゆったりとした気分でちょっとあったかい南洋の港町とエキゾチックを楽しみにしたいと思います。

ところで、今回ネット書店に情報が出始めたのは amazon 7&Y がクリスマス前ぐらいの同じ頃、楽天が昨日か今日で予想よりちょっと早かったかな。前者の二つに比べると楽天は発売日にページが出来るケースが多いのですよね。
実は楽天ブックスが現在、五周年のキャンペーンを行っていて、全商品一点からでも無料で発送となっています。どこのショップに注文するんでも\1500の壁をうまくクリアするのに四苦八苦しているので、これは嬉しいサービスですね。今回『南海の金鈴』は楽天に注文しようと思っています。


投稿者: 冰児